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一人芝居 オリジナル作品

最後の晩餐

(成人一般向き)

「豊かな老後を集合住宅で過ごしませんか。市の事業です。ボランティアの協力もあります。」 一人暮らしの老人向けのこの取り組み、良江、健、三重子と70歳をこえる、しかし、元気な入居者が次々と訪れる。 この集合住宅「たまり荘」の一階担当の市職、若干二十歳の宮本元気は、その名の通り元気にここでの仕事に取り組んでいる。

彼は施設育ちで家族を知らない。 物語は、元気とここに入居する老人との心のふれあいを通して、戦後歩んできたこの国の風景を垣間見ていく。 そんな中、元気を息子のように、いや孫のようにかわいがってくれた良江が体の調子を悪くする。 良江はいっしょに暮らしている仲間にある提案していく。 その提案とは・・・。

若者と老人がおりなすあったかい物語です。